11月の朝礼を行いました。
今日は立冬です。暦の上では,今日から「冬」となります。
今日のお話は「ワインが水になった話」です。
フランスのお話です。小学校の教師をしていた一人の先生が学校をやめて自分の故郷に帰ることになったそうです。それで村の人たちが自分の子供たちがお世話になったので何かプレゼントをしようと話し合いました。そして、村の名産であるワインをみんな、ある量だけ持ち寄って贈ろうということになったそうです。村の広場の真ん中に大きなたるをおいてそれぞれがワインを持ち寄ってみんなでいっぱいにしました。いっぱいになったので封印をして先生に贈りました。
先生は村人たちの贈り物にたいへん喜んでお礼を言いました。
ふるさとに帰って2,3日後、ぶどう酒のたるをあけて飲んでみました。するとワインだと思っていたのに全くの水に替わっていたそうです。
老教師はまるで狐につままれたようで訳がわかりませんでした。
「さて、みなさん、どうしてワインが水になってしまったかわかりますか。」
「自分一人ぐらいはいいだろう」と、全員が水を入れたのです。
ワインは高くてもったいないと思ったのですね。
「自分一人ぐらいならいいだろう。」・・・・約束やルールを守るときに、こんなことを考えたことがありますか。
「自分一人ぐらい、そうじをしなくても教室はきれいになる。」
「自分一人ぐらい発表しなくても,誰かが発表してくれる。」
「自分一人ぐらい・・・・・・・。」この考えを全員がしたらどうなってしまうでしょうか。
いつも、話が真剣に聞ける一小の子どもたちです。
今日も,真剣に話を聞く様子が素晴らしかったです。
市内陸上記録内の表彰を行いました。
市内で6位に入ると入賞となります。
島田市の小学生全員の中での6位以内ですから、すごいことです。
おめでとうございます。
6年生全員からも、応援をしてくれた在校生にお礼の言葉がありました。