新生・島田第一小学校スタート　「　未来に向かって　たくましく生きる　」

本年度（令和６年度）から伊久美小、神座小、相賀小、伊太小、一小の５校が統合し、新しい島田第一小学校がスタートしました。人数も多く、学区も広くなり、校旗や校章、校歌も変わりました。一小の新しい歴史の始まりです。新しい学校を、全校７１７人の子供たち、教職員、学校に関係する全ての人たちといっしょに力を合わせて創っていきたいと思います。

○新しい校章について

ダイヤ１つ１つがかけがえのないものであり、５つの学校それぞれ大切にしてきた文化が島田第一小学校に集うことで、大きな星となって輝きます。これからさらに５つの学校が培ってきた力を合わせ、磨き合い、星は輝きを増しながら未来を創っていくという願いが込められています。

○学校教育目標と重点目標について　

新生島田第一小学校をみんなで創っていくために、次のように目標を掲げています。

社会の現状や変化が加速度を増す予測が困難な時代、また学校統合という子供たちにとっては大きな変化の中で、どう生きていくか。自ら夢や目標を持ち、また自ら問題意識を持ち、達成や解決に向けて、自ら関わっていくことが重要であり、多様性を尊重し、多様な他者と協働して最適解を見つけ行動していくことが求められます。そのような中、今日や明日、１か月後、１年先、将来にわたって常にワクワク感を持って前に進んでいく「たくましく生きる」力が必要不可欠であると考え、

学校教育目標を「　未来に向かって　たくましく生きる　」としました。そして、そのために育成する資質・能力を「自主・自律」「他者理解・協働力」とし、みんなで取り組んでいく令和６年度の重点目標（１年間の合い言葉）を次のように設定しました。

令和６年度　重点目標　

「 気づき　よく考え　進んで行動する　

   ～自分のために・相手のために・みんなのために～ 」

学校が楽しい、ワクワクするのは、自ら取り組んでいるから、子供が主体となって取り組んでいるからです。子供が自ら気づく・自ら考える・自ら決める・自ら動く・自ら感じることができる「子供を主語にした教育活動」を仕掛けていきます。

自らの取組が、自分のために、相手のために、みんなのためになっていることで、自分の伸びや成長、ウェルビーイングを実感し、自己肯定感を高めていくことにつながると考えます。

重点目標を子供・教職員・保護者みんなの合い言葉とし、全ての教育活動を通して「自主・自律」「他者理解・協働力」の資質・能力を育んでいきます。

すでに昨年度から５校の子供たちが「みんなの一小プロジェクト」を立ち上げ、新しい一小を「みんながしあわせな学校（あたたかい・協力・伝統・いじめがない・思いやり・笑顔いっぱい・元気・楽しい）」にしたいと考え、動いています。

「子供主体の学び」を軸に、学校＋社会総がかりで子供の成長を支えていきたいと考えます。

保護者や地域の皆様、学校に関わる全ての皆様には、地域のよさ（広い学区の特色）と教育力を基盤とした「開かれた学校」として運営していくことにご理解とご協力をいただき、共に子供たちを育て、共に島田第一小学校を創っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

                                          島田市立島田第一小学校長